太ってしまう、肥満になる体のメカニズムとは
摂取エネルギーと消費エネルギーのバランスが肝心
人間の体はエネルギー(カロリー)を吸収して働く様になっています。
食事をする事でエネルギーを体内に吸収して、運動をする事で多く消費します。
運動をしないと消費しないのか?といえばそうではなく
生きているだけで、つまり呼吸したり心臓を動かしたりは、すべてエネルギーを使っています。
これが基礎代謝という物です。
太るという事は、基礎代謝量が少ない
太る原因は簡単に言いますと以下の様になります。
食事をして摂取したエネルギー > 消費するエネルギー
消費するエネルギーは普通に生活していくなかで、各々の人である程度決まっています。
基礎代謝量が多い人は、普通に生活をしていても消費エネルギーが多い為太らないのです。
基礎代謝を上げるには?
基礎代謝量を上げるには、筋肉を付ける事です。
脂肪はエネルギーを蓄えますが、筋肉はエネルギーを消費します。
筋肉を付ける事で基礎代謝量を上げる事が可能になるという事です。
普段の生活の中で筋肉を全く使わない生活を送っていると
筋肉の量が減ってしまい、太る体質になってしまうという事です。
筋肉の付け方について
筋肉には3種類の筋肉があります。
筋肉は、この3種類が一定の割合で混在しています。この割合は生まれた時から遺伝子で決まっています。
しかしトレーニングによってそれぞれの割合を大きく強くすることは可能であり、速筋を「白筋」、遅筋を「赤筋」とも呼びます。
筋トレをする場合に気をつけないといけないのが、短距離走選手のような鍛え方はしない事です。
いくら筋肉が代謝を上げてくれるとはいえ、特に女性は太くて逞しい筋肉なんて望んでいないはずです。
ダイエットには遅筋を鍛える事が望ましいでしょう。
遅筋を鍛えるポイントとしては「低負荷高回数」です。それこそランニングは適した運動になります。
その他にも「踏み台昇降運動」「腕立て伏せ」「腹筋」などをあまり負荷の掛からない状態で数をこなします。
負荷が掛からな過ぎても意味がありませんので、「ちょっとしんどいな」程度を数をこなすイメージで良いでしょう。